ライター名 : 戸塚 稀実子
猫を愛する皆さま、こんにちは!
関東地方は先月梅雨入りした影響で、大雨が降ったかと思えば夏のように暑い日になることもしばしば。
梅雨シーズン特有の不安定な気候が続いていますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
前回は猫ちゃんの暑さ対策に関する知識をご紹介しましたが、これからの季節に気を付けたいのが猫ちゃんのフードの管理や食中毒についてです。
私たち人間も夏は食べ物がダメになりやすいので、料理をしたときの保存期間にはいつも以上に気を付けますよね。
同じく猫ちゃんのフードも夏は傷みやすいので、食中毒には気を付けたいところ。ということで今回は、猫の食中毒対策についてお伝えしたいと思います。
すぐに実践したい猫の食中毒対策とは
食中毒対策についてお伝えする前に、まずは猫の食中毒について考えていきましょう。
猫が食中毒になると以下のような症状があらわれます。
- 嘔吐
- 下痢
- 食欲不振
- 元気がない・ぐったりしている
- 体がふらつく
- 熱が出る
- 急性腎不全を起こし低体温になる
大切な猫ちゃんが食中毒になり、こんな症状があらわれたら…胸が痛みますし、本当にかわいそうですよね。
このようなことを防ぐためにも、猫の食中毒対策はしっかりと行いたいところです。
早速、猫の食中毒を防ぐための方法を紹介したいと思います!
フードの保存はしっかりと行いましょう
夏の場合、開封したフードは1週間以内に食べきるのが理想といわれています。でも、量がたくさんあるとどうしても食べきれないときもありますよね。
そんなときは真空パックに小分けして保存しましょう!
まっさきに冷蔵庫に保管することを考える人もいると思いますが、冷蔵庫は出し入れしている間に結露が発生してカビが生える場合があるので、湿気が少なくて暗い場所に保管することをオススメします。
ジメジメしないのであれば床下収納がベストですが、場合によっては床下収納も湿気が発生している可能性もあるので、床下収納に限らずご自宅内で湿気が少なく、暗い場所を探してみてくださいね。
ダメになったフードはすぐに破棄を!
猫ちゃんにフードをあげるとき、ちょっとでもフードの状態が怪しいな…と感じたときは(カビや臭いや見た目がおかしいなど)すぐにフードを破棄してください!
夏は想像以上にフードが傷みやすいので、真空パックに保管していても保管期間が長いほどフードがダメになる可能性が高くなります。
保管していたフードが傷んでしまった場合は保管方法や保管期間を見直しましょう。
食べ残したフードはすぐに片づけましょう
夏はフードの保存方法だけじゃなく、実際に猫ちゃんのごはんタイム時も注意しなければなりません。
猫が食事を始めて20分以上経過しても食べ残しがあるようでしたら、すぐにごはんを片づけましょう。
とくに缶詰などは腐敗が早いので要注意です!
猫ちゃんの食器のチェックも忘れずに
普段猫ちゃんが使っている食器は常にチェックするように心がけましょう。(食べカスが腐敗していないか・お皿自体にカビが生えていないか?)
もちろん、食べ残しをすぐに片づけて、毎日きちんと洗って乾燥させた食器を使っていれば安心です。
フードだけじゃなく、お水が入った容器も忘れずにチェックしてくださいね。(傷んできた水はぬるぬるしてきます!)
こちらもお皿を清潔にして水をこまめに取り替えるなどしていれば大丈夫です。
まとめ
暑い夏場は猫ちゃんのフードも傷みやすいので、いつも以上にフードや食器の管理・食事のあげ方を気にする必要があることがわかりましたね。
愛する猫ちゃんが食中毒にならないためにも、ここで紹介した内容を参考に早速猫ちゃんのごはんタイムを観察しながら、フードの管理について考えていただけたら嬉しいです。
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