ライター 阿部真麩美
歳を重ねるたびに、一年の早さに驚きを感じるとともに、今年もなんとか息災に過ごせたことを感謝したくなります。
コロナの終息はまだ見えませんが、それでも国内なら旅行への抵抗感もなくなって、私も何度か遠出しました。
旅の醍醐味と言えば、景観・文化との出会いや食べ物、人とのふれあいですが、猫好きならばこそのテンションだだ上がりの「猫との遭遇」も大きな楽しみ。
今月は、そんな猫さんたちをご紹介いたします。
まず、初夏に木曽路に行った際に出会った「なぎそねこ」から。
これは、身体を温めてくれる「ねこ」なんです。
「ねこ」の由来は「ねんねこ半纏」からきているとか、「猫のように温かいから」など諸説あるそうですが、袖も前身頃もないので家事をするのに邪魔にならず、でも背中はしっかり温めてくれるという優れものです。
すっかり買う気になっていたのですが、友人の「家事なんてロクにしないでしょ!」の言葉に「そう言えばそうだった」と思い至り買い控えたのですが、冬を迎えた今になって悔やんでいます。
ネットでも買えるようなので、再検討中。
奈良井宿では、リアル猫さんにも遭遇。
撫でさせてくれるけれど目は合わせてくれない、不思議なツンデレちゃんでした。
穂高方面のサービスエリアで見つけたのは、この甘〜い猫さんたち。
猫をモチーフにしたお菓子は時々みかけますが、こちらは可愛さ+楽しさのエンタメ性にも優れています。
「ねこってる」のピンク色の肉球はこんもりしていて愛らしいし、「今日のねこもよう」は型抜きができるんですよ(ほとんど耳が欠けちゃうけど)。
「ねこカップ」は、カップにかけられるクッキーなのですが、この状態でコーヒー出されたら、絶対嬉しい!ですよね。
お茶の時間の楽しみを増やすねこおやつは、ネットでも買えます。
>>お菓子工房CHALEUR「今日もねこってる4種セット」
箱根では、このピアスとネックレスに迎えられました。
「ねこ玉」は猫耳付きガラスビーズですが、猫耳がついただけで、美しさに可愛さが加わります。
しかも、ピアスは片方が肉球という凝りよう。
同行の友人も、色ちがいのグリーンをお買い上げでした。
こちらもネットで買えます。
>>TANZAWA Online shop「ねこ玉(猫耳つきガラスビーズ)」
そして最後にご紹介したいのが、近江八幡の革製の猫さんたち。
写真立てやマウスパッド、小物入れにキーホルダーと、いろいろなレザー商品にお気に入りの写真を彫刻してくれるサービスで、世界に一つだけの作品が出来上がります。
スマートフォンで写真を撮ってメールに添付すると、それを元にイメージ画像が送られてくるので、仕上がりへの不安もありません。
より可愛い作品に仕上げる写真選びのポイントは、目元がはっきりしていて耳が切れていないのが良いとか。
写真選びで迷った時は、相談にも応じてくれるそうですよ。
私のイチ押しは、キーホルダー。
レザーなので使い込むほどに飴色に変わっていく様子が、愛猫と関係を深めていく過程と重なるような気がするからです。
もちろん、大きめサイズの写真立てにカリカリーナでくつろぐ猫さんを彫刻してもらうのも捨てがたい!
自分用にもプレゼントにもピッタリなこちらも、もちろんネットから申し込めます。
ということで、一年間ありがとうございました。
来年が、皆様にとって素敵な出会いに満ちた年にニャりますように。
お客様の声より、交代でカリカリーナBasicを愛用♡ あずきちゃんときなこちゃん
#39 秋深し。猫と研究と日本人が交わると、楽しいことが起こりそうですニャ!
#38 多頭飼いの皆様へ。「もしも」の内容が多角化している現代だって、備えあれば憂いニャし。
#37 年に一度のチャンス到来!「あなた色」ならワンランク上のおしゃれ空間がゲットできるんニャ!
#35 中身よりも外側が大切ってこと、人生にはよくあることにゃん!
#34 明治政府がどんなにケチでも、室礼には心を配る。それが日本の、ひいては猫好きの伝統ですニャ。