ライター名 : 戸塚 稀実子
猫を愛する皆さま、こんにちは!
世の中には犬派や猫派なんて言葉があるみたいですが、ここを読んでいる多くの人はおそらく猫派…ですよね?
もしくは、「犬も猫もどちらも大好き!」そんな両方派の人もいるでしょう。
というのも、犬派猫派の話をしたのはKAI工場長のお父さんも、もともとは犬派だったいう話を聞いたからです。
犬しか飼ったことがない私からしたら、犬派だったのに猫派になることもあるのか!と驚きましたが、「キッカケがあれば猫を飼うようになるのかも?」と、この話に興味をもちました。
そこで今回は、KAI工場長のお父さんが犬派から猫派になったお話をご紹介します。
今から数十年前のお話になりますが、KAI工場長のお父さんの家ではご両親が犬好きということもあり、小さい頃から雑種の犬を飼っていました。
しかし、当時のお父さんは子供だったこともあり、自分のことばかりであんまり家にいる犬と遊んだり、面倒を見たりしなかったそうです。
そしてお父さんが中学生になる頃には、動物が一匹もいないお家になっていました。
それから数年…20歳の頃、友人から猫の面倒が見られなくなったので預かってほしいといわれたお父さんは、大ちゃんという猫を預かります。
その後は猫も好きだったご両親に半ば強引に任せて、大ちゃんを育ててもらったそうです。
ご両親に愛情をたっぷり注がれて育った大ちゃんは、家族にも大変なついたそうで、お父さんもこの時初めて猫の可愛さを知ったのでした。
しかし、何年かしたある日、大ちゃんは突然帰ってこなくなったそうです。お父さんいわく、事故にあったのではないのかと。本当に、本当に悲しい出来事でした。
それからKAI工場長のお父さんにも家族ができるのですが、ある時、小学生の娘さんが生まれたばかりの子猫を拾ってきます。
目も開いてない小さな子猫でしたが、スポイトを使いミルクをあげ、オイルでお尻を刺激してウンチを出し、3時間ごとにミルクをあげるために会社に連れて行き、スタッフにもミルクをあげてもらいながら育てました。
その結果、子猫はみるみる大きくなり、この時からKAI工場長のお父さんの家は猫と暮らす家となったそうです。
そして、今から5年前にKAI工場長とお父さんは出会いました。
捨て猫だったKAI工場長は、目も開けられずにひどく怯えている様子だったそうで…。
知人の方からその話を聞いたお父さんは、すぐにKAI工場長のもとへ飛んでいきます。
そして、お父さんが到着するまで目を開くことができなったKAI工場長は、なぜかお父さんに会ったそのときに目を開くのでした。
このこともあり、その場にいた知人の方から「目も開いたことですし、開(かい)と名付けましょう」とKAIくんという名前を頂いたとのことです。
KAI工場長とお父さんは、こうして一緒になることができたのですね。
以上が犬派から猫派になったKAI工場長のお父さんのエピソードになります。
最後にお父さんから、「猫も犬も関係ない、一生懸命に生きているものは素晴らしいし、手を差し伸べたくなるものです、そしてご縁とともに出会いがあるのだと思います」との言葉をいただきました。
本当にそのとおりですね…。
今ここを読んでいるあなたに大切な猫ちゃんやわんちゃんがいるとしたら、すべてはご縁によって始まったことだと思います。
猫や犬、どちらが好きか…もちろん好みによって分かれることもありますが、同じ動物として猫にも犬にも優しい人でいられたらいいなぁと改めて考えさせられました。
これからも、「猫とおしゃべり」を通して、猫と人間のちょっとしたエピソードを届けていけたらと思います。
さて、次回のコラムでは猫のどんな魅力を深堀りしていくのでしょうか。
どうぞ、お楽しみに!
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コラム「猫とおしゃべり」
#6 猫がとてつもなく怖かった私がKAI工場長に会って変わったこと
#5 念願の夢叶う!わたくし、KAI工場長に会ってきました♪
#4 メリットいっぱい!猫のブラッシングの大切さについて
#3 猫アレルギーの原因は?猫によってはアレルギーが出ないって本当?
#2 突然ですが、猫ちゃんに関する重大なカミングアウトをします!
#1 どれにしようかな?猫の爪とぎを選ぶ前に知っておいてほしい豆知識
おしゃれな猫の爪とぎ家具「カリカリーナ」の商品は、
そんなお父さんとKAI工場長の絆から生まれています♪