ライター名 : 戸塚 稀実子
猫を愛する皆さま、こんにちは♪
気が付くとあっという間に8月も終わり、9月がスタートしました!
暑かった夏に続いて、いよいよ秋がやってきますね。
秋といえば、食欲の秋やスポーツの秋、読書の秋など、~の秋と表現されることが多いです。
これにはきちんとした理由がありまして、簡単にいうと秋はおいしい食べ物に恵まれて、運動や読書に適している気候だからなんですって。
今回は読書の秋にちなんで、実際に読んでみて面白かった「猫が登場する本」をご紹介します。
レンタル猫たちが繰り広げる心温まる物語『ブランケットキャッツ』
2泊3日という期間限定で人間たちに貸し出される「ブランケットキャッツ」。
このレンタル猫、「ブランケットキャッツ」を借りた人・その家族たちは何かしらの悩みを抱えています。
登場する人物も様々で、父親がリストラされた家族、子どもに恵まれずに悩む夫婦、いじめに直面した息子とその両親など。
そんな人たちのもとにレンタル猫としてブランケットキャッツが貸し出されて、2泊3日の間一緒に生活していくのですが、猫と過ごす3日間のなかで、この借り主たちに様々な心の変化が起こっていくのです。
実際にブランケットキャッツを読んでみて感じたこと
私も実際にこの本を読んで、ブランケットキャッツをレンタルした人たちの悩みや葛藤に共感できる部分がたくさんありました。
毎日真面目に一生懸命生きてきた人でも、ちょっとしたボタンの掛け違いで不幸になることって意外にも少なくないんですよね。
この本に出てくる借り主たちは、“絶望しかない”そんな状況のなかで「ブランケットキャッツ」に出会うのですが、猫たちのおかげで少しずつ借り主たちの気持ちが変わっていく様子が描かれています。
そして、この1冊にそれぞれの借り主とブランケットキャッツたちの7つの物語がつまっているので、1冊で7つのストーリーを楽しめるのも特徴です。
あんまり詳しく話すとネタバレになってしまうので、これ以上はやめておきますが…。
猫が傷ついた人間たちに優しく寄り添う姿に、とっても心が温かくなりましたし、2泊3日という限られた時間のなかで、猫が人々に与える影響の大きさにも感動しました。
ちなみにこの本を書いたのは、佐藤健さん主演のドラマ「とんび」の原作者でもある重松清さんです。
とんびといえば、ご覧になった方ならわかると思いますが、涙・涙・涙の父と息子の絆を描いた感動物語です。
私も当時、箱ティッシュを抱えてえんえん泣きながらドラマを見ておりました。
「ブランケットキャッツ」も、その重松清さんが書いた本だと知り、(今更ですが)読んでみたというわけです。
賢い猫ちゃんに癒されつつ、笑いあり、涙ありの心温まる物語になっているので、ぜひ読んでみてください!
他にも猫が登場する本はいっぱい!
今回詳しく紹介したのは「ブランケットキャッツ」ですが、他にも猫ちゃんが主役の気になる本はまだまだあります!
猫嫌いの母娘のもとに突然やってきた猫との出会い・生活を描いた「猫といっしょにいるだけで」も読んでみたいです♪
今後も猫に関する本を定期的に紹介できたらと思います。
皆さんも、この機会に猫ちゃんが登場する心温まる本を読んでみませんか?
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