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災害大国日本では、情報更新は必須! しっかり備えて一緒に生き残るんニャ

ライター 阿部真麩美

2024年の元旦に、能登地震が起きました。
年明け早々の災害に正月気分も吹き飛び、寒い中での避難生活を思うといたたまれない気持ちでした。
その後も復興し始めた途端に豪雨に見舞われ、改めて「災害大国日本」と呼ばれる重さを噛みしめました。
豊かな自然に恵まれている一方、自然災害の多さでは世界でトップクラスだという日本。
そもそも「自然災害」とは、暴風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波、噴火その他の異常な自然現象により生じる被害のことで、悲しいことにどの言葉もニュースで聞き慣れてしまっています。
しかも、災害被害額で見ると、全世界の災害で受けた被害金額の17.5%が日本だというから驚きです。

 

なぜ日本はこんなにも自然災害が多いのでしょう。
その理由は、日本列島が4つのプレートによって形成されているので、地震や火山活動が活発なこと、アジアモンスーン地域にあって、梅雨と台風の時期には集中豪雨が起きやすいこと、山岳地帯が多く河川が短かくて急流であること、平地が少ない分、都市や農地が過密化しやすいことなどが挙げられます。
そう言われると、なんだか日本の位置も形もダメダメじゃん?と思ってしまうのですが、日本に暮らす私たちは、日本が世界的に見ても「安全な国」だと感じています。
それは、おそらく古来より多くの災害に見舞われていたからこその知恵というか、被害を少しでも減らそうという工夫をし続けているからではないでしょうか。

 

そこで大切になるのが、防災情報の更新です。
先日、友人と訪れた東京都江東区の「そなエリア東京」は、地震災害直後の支援が少ない時間を生き抜く知恵を学べる「東京直下72hTOUR」と名付けられた防災体験学習施設。
参加したことで、自分の備えの甘さを思い知りました。

施設は、駅ビルのエレベーター内で震度7の地震に遭遇したという想定のもと、タブレット端末のクイズに正解すると避難所にたどり着けるという流れ。
被災市街地の臨場感は、作り物と分かっているのにドキっとするほどの恐ろしさです。
特に、エアコンが落ちてくるところでは、身がすくみました。
こうした中を愛猫を連れて避難することを想定すると、「絶対に生き残る」という強い意思を持たないかぎり、気持ちが萎える。
そう気づけただけでも、有意義な体験でした。

2Fは防災学習ゾーンで、どんな備えをすれば良いのかをケース別に紹介しています。


もちろん、ペットと避難する際の注意点や、自宅や車を避難所にするための情報なども提供。
こちらも具体的な話や新しい防災グッズが満載で、災害が起こるたびに新しい対策がなされていることを実感しました。 


ちなみに、避難リュックや車にカリカリーナを入れておくなら、ケージに入る子猫用の階段「SCALATA  スカラータ」が便利。


8つのパーツに分かれているので、あちこちに分散しておいておくという使い方もできるんです。
猫も落ち着くし、削りかすが出ないので掃除しにくい避難所でも安心してカリカリできますよ。

 


この日のお土産は、かわいらしいイラストで止血や骨折時の対応、心肺蘇生の方法を解説してくれる「救急手ぬぐい」。
スマホが使えなくなる可能性を考えると、常にバッグの中に入れておいても負担にならないサイズの情報満載手ぬぐいは、絶対役立つはず。
来年のお年賀は、これだ!と思い、4つほどまとめ買いしました。



最後になりますが、今年もお世話になりました。
2025年が、皆様にとって良い年になりますように。

阿部 真麩美

アベ マフミ

大好きな「猫検索」で、気がつくと徹夜している猫大好きライター

人生の25年間を6頭の猫と暮らし、今は7頭目との出会いを待ちわびています。

老後の趣味を探すため、お習字、水墨画、茶道を始めたものの、どれも落ちこぼれ中。

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