ライター 戸塚稀実子

猫を愛する皆さま、こんにちは♪
皆さまは最近、癒されたなぁと思う出来事はありましたか?
猫ちゃんと暮らしている方なら、毎日が癒しの日々よ♪と感じているかもしれませんね。
癒しと言えば、私は動物園でさまざまな動物を見ることが癒しに繋がるのですが、なかでも可愛いと感じたのが先日上野動物園で見たマヌルネコです。
動物園内でも人だかりができていることが多く、一眼レフカメラでパシャパシャと写真を撮る人、「かわいい〜!」と声をあげている小さな子どもたちがたくさんいました。
マヌルネコの魅力といえば、ずんぐりボディとモフモフの毛並み。

写真だと大きく見えるかもしれませんが、ぱっと見た感じは普通の猫より一回りほど大きいくらいです。
ということで今回は、可愛くて見ているだけで癒されること間違いなしなマヌルネコの魅力に迫っていきたいと思います。
マヌルネコってどんな動物?

マヌルネコは、世界最古のヤマネコといわれている野生動物で、約600万年前から存在しています。
生息している場所は、ロシア南部、中央アジア(カザフスタン、キルギスなど)、中国、モンゴル、イラン、アフガニスタン、ヒマラヤ山脈など。標高の高い乾燥した岩場や半砂漠などで暮らしています。
モフモフの毛が特徴のマヌルネコですが、こんなにも毛が多い理由は、極寒の地でも生きていくためです。マヌルネコの生息地の中には、冬になると気温がマイナス50℃に達する場所もあります。
もちろん、地面も凍っているため、マヌルネコが雪の上で腹ばいになった時に体を冷やさないよう、体がモフモフの毛で覆われているのです。

このかわいいフワフワの毛は、厳しい環境でも生き抜くためにあったのですね。
そんなたくましく生きているマヌルネコですが、体長は50~60cm、体重は2~3kg。主にナキウサギやノウサギなどを食べますが、ネズミ、リスなどのげっ歯類や鳥を食すこともあります。
ちなみに動物園では馬肉、鶏頭、ハツカネズミなどを食べているとのこと。マヌルネコのかわいい見た目から想像がつかないような食事内容ですね。
マヌルネコの性格

モフモフの毛がキュートなマヌルネコですが、実はとんでもなくどう猛な動物であることもわかっています。
那須どうぶつ王国の飼育員さんが発信している情報によると、マヌルネコは鶏の頭や鹿の肋骨くらいであれば噛み砕くことができるそうです。
そして、「担当飼育員でも直接触ることはできず、もちろん家庭で飼うこともできません!」ときっぱりと言い切っています。
また、赤ちゃんの頃から大人になるまで、動物園で人工保育していたマヌルネコですら、大きくなるにつれて、人間に対して威嚇したり攻撃的になったりする瞬間もあるようで…とてもじゃないけれど普通の猫のように触ることはできないようです。
ずんぐりボディで可愛いマヌルネコですが、見た目以上に恐ろしい野生動物なのですね。

ちなみに、日本でマヌルネコが飼育されているのは、旭山動物園、上野動物園、横浜市立野毛山動物園、神戸市立王子動物園、神戸どうぶつ王国、埼玉県こども動物自然公園、那須どうぶつ王国、東山動植物園の8園のみです。
※2026年1月時点での情報
これまでマヌルネコが見られるのは野毛山動物園をのぞく7園だけでしたが、2025年11月に上野動物園で展示されていたマヌルネコの一匹が野毛山動物園へ移動したことで、野毛山動物園でもマヌルネコを見られるようになりました。
マヌルネコは年々個体数が減っており、準絶滅危惧種にも指定されている珍しい動物なので、ぜひ上記の動物園に行く際はマヌルネコを観察しにいってみてはいかがでしょうか。

>>お客様の声より
マヌルネコのようなモフモフさがかわいい!Basicで上手にカリカリ♪ラグドールのラムちゃん
※この記事は2022年に公開したものを、2026/1/13に書き直したものです。