ライター 戸塚稀実子
猫を愛する皆さま、こんにちは♪
先日、エジプトについて調べる機会がありまして。
古代エジプトについていろいろと検索していると…猫の神様「バステト」にたどり着きました。
バステトは、下エジプトのブバスティスを中心に信仰されていたエジプト古来の猫の神です。
このバステト神は、「太陽神・ラーの目」として、人間たちを守り、時には罰する存在でした。
また、バステト神は“家を守る神”としての顔も持っていたことから、子孫繫栄や人々を守る力があると、人々から崇められていたそうです。
エジプト神話には妊娠の神から沈黙神やら虐殺神までやたら神様がいる中で、これはただただ可愛くて人気なだけの神様です pic.twitter.com/FcWZr8hUib
— せきとば (@SEKITOVA) November 22, 2020
今は猫の姿をしているバステト像ですが、もともと、紀元前2800年頃の初期のバステト神像は、猫というよりメスのライオンをイメージした像でした。
しかし、時が経つとともに、ライオンから猫のイメージへ変わっていき、今のバステト像が誕生したと言われています。
このバステトの存在もあり、猫はエジプトの人々に神として大切にされてきました。
ちなみに…猫は古代エジプト人が初めて家畜化した動物と言われています。
当時、エジプトの人々が飼っている猫が亡くなった際は、猫たちが再び自分の元に帰ってくることを願って、手厚く埋葬したそうです。
そして、猫たちを埋葬する際に、猫が死後の世界で食べられるよう、ミルクとネズミと一緒に埋葬していました。
このことからエジプト人が、いかに猫を大切にしていたかが分かりますね。
さらに驚くことに、このエジプト人の猫崇拝が理由となり、戦争に負けたという歴史もあるくらい、エジプト人は猫を愛していました。
紀元前525年の話になりますが、エジプト人が猫を崇拝していることを知っていた隣国のペルシャ帝国は、なんと猫を盾にくくりつけてエジプトに攻め込んだのです!
そして、結局古代エジプト側は猫を攻撃できない状況になり、戦争で負けて滅んだと言われています。
つまり、古代エジプトは猫を愛するが故に、国を失ってしまったのです。
猫が国をも滅ぼしてしまったと思うなんだかすごい話ですが、それだけ猫は古代エジプト人たちに崇拝されていたということになります。
さて、当時は崇拝されていた猫ですが、現代は崇拝とまではいかないものの、当時の古代エジプト人のように人間が猫を愛し、大切にしている姿は今も昔も変わらず見られる光景ですよね。
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