ライター 阿部真麩美
このところ、ポストには「マンション売却依頼」や「リフォーム」のチラシが増えています。
どうやら、長引くお家時間のせいで住空間を見直す人が増え、新築マンションだけでなく中古マンション市場も活況を呈しているからのようです。
私も数年前からリフォームをしようか、思い切って引っ越そうかを決めかねながら、少しずつ情報を集めていたところでした。
驚いたのが、最近のリフォームは壁紙の交換や床の張替え程度ならそこに住んだまま行えるとのこと。
水回りに関してだけ、1〜2日は使えなくなるので外泊した方が良いそうですが、ここまで手軽になっているのですね。
我が家の場合は、新築やリフォーム済のファミリータイプに引っ越すよりは、今流行りの広めのリビングに大きめのウォークインクローゼットとベッドルームのみのシンプルな間取りにリノベーションしたほうが良いと思う一方で、そうなると壁を壊すので住んだままとはいかず、2回引っ越すのと同じ手間がかかるので、面倒が先に立って決められないのです。
そんな中で気になっていたのが、バラバラなインテリアの提案。
これまでインテリアといえば、テイストを揃えるのが良いのだとばかり思っていたのですが、近年はあえて異なるものを組み合わせるケースが増えているようです。
例えば、ダイニングテーブルのチェアを一脚ずつ違うものにしたり、ソファーと全くテイストの違うプフ(モロッコ生まれのクッションスツールで、最近注目されているそう!)をリビングのアクセントにしたりなどです。
ダイニングのチェアをバラバラにするメリットは、一脚一脚を気に入ったデザインや座り心地で選ぶことで、その日の気分や目的に合わせて好みの椅子に座る楽しみができること。
私も食事をする椅子と、お習字をする椅子は変えたいと思っていたので、これはぜひ取り入れたいところです。
また、バラバラなインテリアを取り入れると見た目のインパクトがあり、ワンランク上のおしゃれ空間を演出するのに役立つのだとか。
こちらに関してはハードルが高いような気がしますが、おしゃれに見せるコツがあるのでそれさえ押さえれば大丈夫とのこと。
それが「色」「形」「素材」「質感」などの、要素の調和を意識することだそうです。
中でも、一番大きな印象を与えるのが「色」。
インテリアでは、使いたい色を「ベースカラー」「アソートカラー」「アクセントカラー」の3つに分け、その配分を70:25:5の割合にすると、黄金比率のコーディネートに仕上がるという基本的な考え方があります。
これを実際に部屋に当てはめると、壁や床が70、家具全般が25、ソファーカバーやクッションなどファブリックが5といった配分になります。
アクセントカラーに関しては、1色だけではなく相性の良いカラーの組み合わせであれば2〜3色取り入れても良いとのこと。
ここまでくると、猫好きの皆様ならタイトルにある通り、カリカリーナの「あなた色」がおしゃれ空間の演出に役立つことにお気づきですよね。
28色のボディーカラーに27色のシートカラーがあれば、どんなコーディネートのお部屋でも黄金比率を実現する色が見つかるからです。
部屋にアクセントカラーが多すぎるなら、カリカリーナでベースカラーに当たる色を増やせば良いし、逆に同じ色調ばかりで地味な印象なら、思いっきり差し色になるアクセントカラーを置けば、即おしゃれ空間に。
「あなた色」があれば、猫さんも飼い主さんもワンランク上のくつろぎが手に入ること、間違いなしですニャ。
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