ライター 阿部真麩美
小学生の甥っ子たちに、クリスマスプレゼントとしてアドベントカレンダーを贈るようになって、もう5〜6年になります。
アドベントカレンダーとは、クリスマスまであと何日あるかを数えるためのカレンダーで、1日に1個ずつ引出しや窓を開けてカウントダウンしながら、クリスマス気分を高めていくもの。
本来はイエス・キリストの誕生を待ち望む神聖なものなのですが、そこは宗教観がゆるい日本、クリスマスを盛り上げるツールとして、子供たちや若い女性に人気があります。
私が使っているのは24個の引出しタイプで、初めは数字やひらがなを覚えるようにという下心から飴やチョコと一緒に手紙を入れていたのですが、甥っ子たちがとても喜んでくれるので、次第になぞなぞやクイズ、引出しに入らないちょっと大きめのお菓子の引換券というように、入れるものも進化してきました。
そして、前回は戦国武将のミニブロック「武田信玄」と「上杉謙信」の引換券として、「川中島の合戦の決着をつけよ!」というミッションを入れたところ、甥っ子たちは大興奮!
ただの引換券ではなく、「ミッション」という好奇心をかき立てる仕掛けが、ツボにはまったようです。
ということで、今年はミッションづくし。
それも、テーマは猫です。
きっかけは、猫のツリーカードを見つけたこと。
緑の枝にたくさんの猫たちが、ぶら下がったり丸まったりと、好き勝手に過ごす様子にハートを掴まれました。
しかもブラブラしている猫は枝から外すことができるので、これを引き出しに入れたら絶対に受ける!という確信のもと、他にも使えそうな猫グッズを探したところ、猫ブームのおかげもあって次々に可愛い猫が大集合してくれました。
街中に出るだけで、雑貨店や文具店、インテリアショップには猫が潜んでいるし、100円ショップでもバスボムやシールなどの猫グッズが調達できます。
あとはそれに合わせて、中二病感満載のフレーズでミッションを引出しに入れれば完成です。
例えば、ドラえもんのラムネには
「猫が守りし透明な牢獄に囚われた、玻璃の王を救出せよ!」とか
中から招き猫が出てくるバスボムには
「深海に眠る、福をもたらす宝物を引き揚げよ!」といった具合。
甥っ子たちは、猫は飼ったことはないものの、実家、叔母宅、姉宅、私宅と多い時で計10頭の猫を飼っていたことがある猫好き家系の血を引いているせいか、大の猫好きです。
来年の春休みには、猫カフェに連れていく約束もしているところ。
そして12月も半ば、甥っ子から電話が入りました。
「毎日楽しみ〜!」「 猫かわいい〜!」と予想通りの大絶賛。
これも猫ブームのおかげですニャ。
それでなくても楽しいクリスマスですが、猫のおかげで一層心弾む時間となっているようです。
クリスマス Luce とアドベントカレンダーで
僕もだんだんクリスマス気分が盛り上がってきたにゃ?
可愛い猫のアドベントカレンダーで、クリスマスまでの日々も楽しくすごそうにゃ♪
ところでとーちゃん、カレンダーのポケットがカラにゃんだけど・・・?
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