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カリカリーナブログ

お客様インタビュー

何十匹もの保護猫たちを、カリカリーナに乗せてきました

東京都在住 mai様


「保護猫ハウスmocoto」名義で、個人で保護猫活動を行うmaiさん。フォロワー数15万人超のInstagramを通じて、沢山のつながりを作りながら、送り出してきた猫はこれまで160匹以上!保護活動はとにかく「楽しい」と語るmaiさんに、さまざまなお話を伺いました。

Cat's Profile

コト(ミックス、11歳、女の子)
チコ(ミックス、4歳、女の子)
ちまき(ミックス、生後4週間、男の子)※撮影時



9年目になる保護猫活動

保護活動は9年、シェルターは2年半やっています。シェルターは自宅から歩いて5分くらいのところにあり、シニアが4匹いて、毎日朝晩お世話に行っています。今はボランティアさんも数名来てくれているので、少し楽になりました。ちまき(最近保護した乳飲み子ちゃん)は私が活動を始めてから、170匹目の保護猫なんですよ。

 


maiさんの運営するシェルター

 

日本中に里親さんがいるので、里親さんで保護活動を始めてくれる方もいるし、庭にいるなどの連絡が来て捕まえることもあるし、ずっと繋がっていますね。いい連鎖が出来ている気がします。里親さんはみんな優しくて。子猫が来ると、みんなしょっちゅう遊びに来てくれます。色々物資を持ってきてくれたり、私にまで差入れしてくれたり、すごく助けられています。

シェルターは、猫好きの社長さんが無償で部屋を貸して下さっています。シェルターを始めてからは、支援物資を募って、2カ月に一回「ほしいものリスト」で猫砂やごはんをいただいています。子猫のごはんや爪とぎやベッドやおもちゃ代、電気代、交通費などはかかるけど、ザビエル首輪(※maiさんがご家族と考案し、制作・販売する首輪)の売上金でまかなえています。お陰様で、今のところは、寄付金をいただかなくても何とかなっています。ただ、怪我などで手術が必要な子がいたら、インスタ(Instagram)のライブ配信でフォロワー様に"バッジ"の応援をお願いすることはあります。保護活動を始めた頃と違って、今は応援してくださっている方にも参加してもらって、一緒に保護猫を育てている感覚があります。ありがたいです。

あまり弱音は吐かずに、可愛い、可愛いという感じで前向きにやっています。里親募集も、全部インスタでしています。インスタでは、今までの私の体験や、考えを知っている方が多いので、話がスムーズですね。



保護猫たちを見守ってきた、チコちゃん・コトちゃん

コトは静岡、チコは栃木で保護されました。ふたりとも、ここに来るたくさんの保護猫たちを見ています。コトは、何匹にもおっぱい吸われていて(笑)里親さんのお見合いが来ると、いつもキャットウォークから眺めているんですよ。「ちゃんといい人かな~」とか(笑)。

 

コトちゃん

 

チーちゃん(チコちゃん)は子猫が大好き。警戒心がなくて、誰とでもすぐ仲良くなれます。子猫がいないと寂しそうで、子猫が来るとイキイキするんです。可愛いね~、可愛いね~って。

 
チコちゃん

 


ちまきちゃんと遊ぶチコちゃん




ちまきちゃんの保護

ちまきは、うちから6kmくらいの場所で保護しました。家と塀の隙間の、すごく狭いところにいたんですが、トイレの小窓から出て、体を思いっきり伸ばして捕まえました。

 


ちまきちゃん

 

子猫を育てるのは楽しいです。4年前、この子よりも小さい乳飲み子ちゃんが5匹いっきに来たことがあって、その時に考案したうんちが出るマッサージを昨日ちまきにやったら、こんな長いのがびよ~~って出て、快感でした。ミルクは4時間おきに飲ませています。夜中は、最初は心配で1時間おきに起きて、生きてるか確認してたんですけど、最近は私が寝ている6時間は空けても大丈夫になりました。下痢もせずに順調にすくすく育ってくれて、ちまきに感謝です。

 

保護猫たちを里子に出すときに、寂しさはあまりなくて、新しいおうちで幸せに暮らしているのを見ると、本当によかったね、と思います。でも、ちまきを送り出すときは泣いちゃうかも(笑)。乳飲み子ちゃんから育てたのは久しぶりですし、自分で捕まえてミルクからっていうのは初めてなので。

 

 

ザビエル首輪の売上を保護費に

ザビエル首輪は、両親と一緒に考案しました。7年前、保護費が大変だったので、何か作って販売するしかないと思って、母に試作してもらい、父に型紙を書いてもらって、私は大きさとか、花びらの数とかを考えて。当時そういう首輪がなかったので、たくさんの方が買ってくださって、インスタで広がりました。生地は、自分で選んだり、買いつけに行ったりしています。子猫用もあるんですよ。

 

ザビエル首輪をつけた保護猫さんたち 


外の猫をみんな家猫にしたい

とにかく私は外の猫をみんな家猫にしたいんです。東京は殺処分ゼロだって言うけど、事故や人知れず外で亡くなってしまっている子はいっぱいいるので。そういうのはカウントされないから。

外にいた子は、病気があるかもしれない、ケアの方法が分からないからみんな敬遠するけど、一旦家に入れて、必要な処置をして愛情を注げば家族として迎えたいと思ってくれる方はいます。今も毎日のように、「子猫がいるんだけどどうしよう?」というDMをたくさんいただくのですが、「外にいる状態だと誰も手伝ってくれないから、一旦捕まえませんか?」って前向きに提案しています。

 

何十匹も保護猫たちを乗せてきたカリカリーナ

今までこのカリカリーナに、もう何十匹も乗ってきています。6年くらい使っていると思います。コトには少し小さいみたいで、爪は研ぐんですけど、乗りません。チーちゃんはしょっちゅうここで寝てますね。丈夫でいいです。

 

カリカリーナは高級で、保護活動をしている私には中々手が出せませんでした。でも私は、いかに可愛く、愛おしいかという感じで保護猫たちを貰って欲しいんです。「可哀そうな子」じゃなくて。すごく可愛く可愛く写真が撮れるようにと思って、このカリカリーナは投資と思って買いました。悲劇の子で、「可哀そうだから貰って」みたいなのは、幸せになる感じがしないんです。ここに乗っただけですごく愛されている猫っていう感じで撮れるんですよ。それは間違いないです。保護猫活動を始めた友達とかにもプレゼントしたりしています。

 

とにかく、里親さん募集するのに良さそうなものは買っちゃいます(笑)これ乗ったら可愛いだろうな~とか。保護活動は、本当に楽しくやってます。猫は、いろんな縁を連れて来てくれるなと思っています。

 

 

お使いのカリカリーナ製品

Basic スツールセット スタンダード

 

 

From Caricarina

本当に幸せそうに猫ちゃん達と接し、保護活動は「楽しい」と言い切るmaiさん。その笑顔こそが、猫ちゃんを幸せにし、里親さんや、他の保護活動者さんとの素敵なご縁を作っていくのだなと感じました。カリカリーナも、出来るかたちで、活動を応援していきたいと思います。

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